決済について

 店番と聞いて「こら!タケシ、店番またサボって!!」「母ちゃん・・・」というドラ〇もんのやり取りを連想するのは昭和世代、ギリギリ30代の方までの婚活世代なんでしょうか?

 ちなみに、当社は主要エリアが広島市中心部から北部にかけてで移動範囲も広く、交通の便もよくないケースも多いため、基本はお客様の近くに伺う移動対応を主としております。昨今はスマートフォンも普及し、通信も5Gが今後普及してきておりますので、昭和の頃のような店番(みせばん)は私どものような店舗での物販を主としない業態ですと、必ずしも必要ではない時代となりました。

 そんな中、店番と書いてみせばんとは読まない別の読み方がございます。

てんばん、と読みます。銀行関係の書類を書いたことのない方にはなじみのない言葉ですね。一般で使うことがあるとすれば、口座引き落としなど銀行口座を記入する際です。あれ、何番だっけ・・・?と困った経験がお有りになる方もいらっしゃるでしょうか。

 なぜこの話をするのかと申しますと、結婚相談所の業態は、サービス業として費用が発生するものだからです。物品を売るわけではなく、サービスとして決して安くはない対価を申し受けるため、その中身やプロセスに疑義がありますと、当然お客様との信頼関係にも影響が出ると考えております。また、お客様が婚活に真剣に取り組む中で、仲人カウンセラーが二人三脚となっていかなければ、成婚というゴールにたどり着くことは難しいとも考えております。

 そもそも支払方法はどうするのか、お金の流れを知っておいていただくことで、当相談所だけでなく、結婚相談所に対する正しい理解と、結婚相談所以外のサービス業や、一般のお客様の日常では見えにくい決済の仕組みを知っていただくきっかけとなれば幸いと思い、今回記事にしてみました。

決済(支払)の3つの方法

  • 現金で支払う。
  • カードで払う(月会費に対し、当社では対応しております)。
  • 口座振替を申し込む(当社では2021年5月時点で採用しておりません)。

現金で支払う。

現金で支払うイメージです。

 文字通り、日本銀行券をはじめとした通貨で支払う方法です。きわめて一般的な方法です。

 これについては、直接手渡し現金払いと、口座振り込みの2つの方法があります。それぞれについて当相談所の方法を解説します。

 ・直接手渡し現金払いについて

 当相談所では会員様に毎月面談をしますが、その際に持参していただく方法です。入会金については契約時に期限を決め、入会時必要となる書類と共に持参いただくのですが、月会費・お見合い料といった必要経費については、契約に基づき実際に活動が始まった月にいただく形を取っております。なお、成婚料というのは成婚した暁にいただく費用で、当相談所ではプロポーズ成立後に成功報酬として契約に基づきお支払いをいただきます。ですので、成婚という結果が出てから発生する費用となります。それぞれをご持参いただいた場合、お支払いと引き換えに領収書を発行いたします。

メリットは、確実に対面で受け渡しが出来る事です。デメリットは、入会金や成婚料といったお金は決して安くはないため、ご用意いただく際、持ち運ぶ際に盗難・紛失といったリスクが存在しうる事です。

 ・口座振り込みについて

 当相談所では契約成立時に振込先口座を記載した紙をお渡しします。当相談所は、2021年4月現在、個人事業という形態をとっておりますが、個人の名前ですと、やはり不安を覚えられる方もいらっしゃるため、銀行さんに屋号入りの口座を、個人口座と別に作っていただいております。M&mの屋号がきちんと入った口座となっております。

メリットは、振込金額が振込票という形で銀行ATMでも印字されますので、現金振り込みでも証拠が残ります。

銀行キャッシュカードで振り込んだ場合は口座から直接振り込めますので、口座に残高さえあれば、現金の出し入れも不要で、盗難・紛失のリスクもありません。

デメリットは、振込手数料がかかることと、毎月振り込む場合、振り込みをうっかり忘れたり、仕事が忙しくてATMに行くのが億劫になったりすることです。最近は、インターネットバンキングを個人で開設されている方もいらっしゃるので、手数料等もお安く簡単にできるケースもあります。

 

 

 

 

カードで支払う。

カードで支払う際のイメージです。

カードで支払う・・・この場合のカードとは、クレジットカードです。

 銀行の現預金を引き出せるカードはキャッシュカードと言います。

そんなのあたりまえだよ!とおっしゃる方も多いと思いますが、とっさの折に出し間違えて気まずい思いをした経験をお持ちの方もいらっしゃると思います。当方では、定期的に定額引き落としが発生する月会費に対し、カード決済に対応しております。

 では、当相談所で出来るカード決済の方法について、メリットデメリットを合わせ2通りお伝えします。

・その場でカード情報をご教示いただく

 対面でカードを拝見させていただき、情報を全て当方で入力させていただく方法です。端末は当方のPCを使わせていただきます。

 メリットは、お客様の方で入力することは何もないということです。

 デメリットは、対面でお会いいただいた時しかできないこと、入力中、ミスがあってはいけないので入力が終わるまでお待ちいただくことが必要なことと、カード情報を全て当方に教えていただく事になるので、ご信頼に基づく取引ではございますが、お客様によっては気が引ける方もいらっしゃることと存じます。また、端末がインターネット環境に無いといけないので、当方がお客様にご訪問させていただいている場合、通信環境が悪い場合は対応ができないことがございます。

・メール、SMS、QRコード等よりお客様ご自身でご入力いただく

 当方より、カード情報の入力ができるURLを発行し、メール、SMS、QRコードによる入力をお客様にてご入力いただく方法です。お客様のご指定の端末・通信方法にて対応が可能です。

 メリットは、当方がお客様のカード情報のうち、セキュリティーコードと呼ばれる、一般的にはカードの裏のお名前記入欄に印字されている大切な、3桁ないし4桁の番号を知る必要がないということ、必ずしも対面で入力しなくても、お客様がURLの有効期限内に入力さえ実施いただければ問題がないことです。

 デメリットは、対面ではないため、入力でミスがあったとしてもその場で確認ができないことがあることです。

 いずれにせよ、カード引き落としに関しては、一度設定すれば、解約手続きをいただくまで、毎月同じ引き落とし日にカードの決済に設定している引き落とし口座から、同じカードで支払ったものと同時に引き落とされることとなります。銀行振込に比べ、手間がかからず、支払いも現金払いに比べ、実際に引き落とされるのは後になります。

 注意点は、同じカードで他に決済されているものがありますと、お客様のカードでの設定によっては限度額を超えてしまい引き落としができない場合や、カードの引き落とし日に口座に引き落とし金額が足りず、引き落としができない場合、信用情報が毀損され、カードが使えなくなることもございます。くれぐれもご注意ください。また、カードの有効期限が近い場合、新しいカードがカード会社より送られてくると思いますが、そちらに更新する手続きが必要となりますので、カードが更新された際はご一報お願いいたします。

口座振替を申し込む。

銀行通帳と印鑑、現金のイメージです。

 口座振替を申し込む・・・お客様ご契約の銀行口座より、月々の会費を引き落としさせていただきます(2021年5月現在当方では対応しておりません)。

 口座振替の決済サービスを当方が契約している場合申し込むことができます。月々指定の引き落とし日に銀行口座より月会費が引き落とされます。

 クレジットカードの決済と似ていますが、大きな違いは以下の通りです。

・お客様のクレジットカードを介さず引き落としができる。

 クレジットカードをお持ちでないお客様でもお使いになれますし、お持ちであってもクレジットカードの決済額の上限をお気になさる必要はありません。

・書類作成時に指定(決済会社によって複数選べる場合と、決済会社の指定日となるケースがあります)の合った引き落とし日に引き落としが実行される。

 メリットは以下の通りです。

・銀行口座に残高があれば必ず引き落とされるため、振込の手間が要らない。

・銀行口座にローンや定期預金が紐づいている場合、引き落としによってマイナスになる場合でも引き落としができることもある(お客様の銀行口座の契約内容次第ですので、気になる方は取引金融機関にお問い合わせください)。

 

 デメリットは以下の通りです。

・銀行口座に残高がなく、引き落とせなかった場合、直接お支払いいただく必要がある。

・一度引き落とせなかった場合、決済会社・取引金融機関によっては銀行引き落としが今後できなくなることがあったり、取引内容に影響が出ることがあり得る。

・クレジットカード会社のポイントやマイルの対象にはならない。

・口座振替依頼書の記載時に押印が必要となる。印鑑の間違い、印影の不鮮明、記載漏れその他で手続きが遅れることがある。

クレジットカードと同じようなデメリットになりますが、口座振替の方がシビアなイメージがあります。

 勿論一長一短ですが、クレジットカードではリボ払い等(金利が高いので個人的にはあまりお勧めはしませんが)への跡からの切り替えもできるカードが増えているため、カードの締め日をみて引き落としまでに払い方を変更する余地があるのに対し、口座振替は急な出費等も踏まえ常に銀行口座の残額を意識しないといけない点が少しシビアかなと思います。

 また、口座振替の場合、口座振替依頼書を記入して郵送し処理されるまでの間に締め日をまたいでしまうことも起こり得ます。その際、引き落としが始まるまでの支払いは結局現金受け渡しか振り込みとなってしまいますので、あまり申し込んだメリットを感じられないこととなります。

 最初に申し上げた店番(てんばん)を含め、記載内容や口座名義、印鑑の間違えや印影不鮮明などのトラブルにより、書類の書き直しや送り直しといったことも地味にストレスになる場合もございます。

 今はコロナ禍なので、旅行、特に新婚旅行なども計画が立てづらいですが、行けるようになった際に役に立つのが前述クレジットカードでのポイント・マイルの話になります。こういったこともいずれお役立ち情報として発信できたらと思います。

 

 

 

 

それでも決済方法にお困りなら

M&m代表の向井仲です。
あなたのお悩みを解決します!​

恐らく、決済方法について疑問があって悩む、というよりは、

実際にはいくらかかるんだろうとか、契約自体の形態についてや、サービス内容についてご不安になられることの方が多いかと思います。

弊社は日本結婚相談所連盟加盟の結婚相談所として、特定商取引法に基づく特定継続的役務提供を行っております。

違法な契約があるのではないか、クーリングオフはできるのだろうか、そういったことにご心配になられるお気持ちはよくわかります。

そういった点を法令に沿って適切に遵守しつつ、お客様のご結婚に求めるスタイルに沿って、スタンダードプラン、VIPプラン、【女性限定】愛され婚活プランの3つをご用意させていただいております。

お気にかかることがございましたら、お気軽にお問い合わせくださいませ。

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